放射時に急激に圧力が加わる加圧式の消火器と異なり、蓄圧式は圧力が常時本体容器にかかっているため、急激な加圧による破裂の心配がありません。万一、本体容器が老朽化したとしても内圧が上昇することはなく、圧力が容器外に漏れていくため、破裂事故などの危険性が少なく安全です。

蓄圧式の放出レバーは、加圧式の約1/4の力で握ることができ、女性の方でも安心!また、一度放出すると止められない加圧式と違い、レバーを放すと消火剤の放出を一時的にストップすることも可能です。さらに、最初から圧力がかかっているため、放出時の反動がほとんどありません。

外気の影響を受けやすい加圧式と比べ、極めて高い気密性を持つ蓄圧式は、湿気を含んだ外気が入り込む心配がないため、消火剤が湿気などで固まったり詰まってしまう心配がありません。

レバー脇に圧力ゲージが付いていることも蓄圧式消火器の大きな特長です。このゲージにより、圧力源である窒素ガスの蓄圧状態が外部から確認できるようになっており、誰でも目視による日常点検が可能となります。いざという時、放出してみなければ分からない加圧式と比べ、確実性が非常に高く、安心感が全く違います。

圧力源であるガスに、安全性の高い窒素ガスを使用した蓄圧式消火器は環境にも優しく配慮。地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素は使用していません。

一般住宅以外の建物には消防設備点検が義務付けられていますが、平成23年4月1日に改正された消防法により、蓄圧式消火器の機器点検の開始時期が従来の3年から5年に延長されました(加圧式は3年のまま)。そのため、消火器の設置本数が多い事業所、店舗や集合住宅などでは、点検のランニングコストを削減することが可能となります。

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